tern byb 届いた現物を見て

届いた。箱は折り畳み状態なので小さい。このモデルで半完成とかありえるのかと思っていたが、当然完成品だった。お店に卸すのもこの状態か。箱についてる納品日は2020/1なので、結構最近の製造品だ。

まずは各ねじの確認をしたが、ブレーキ回りで一か所緩いのがあるくらいで、まあまあしっかりしている。タイヤは全然空気が入っていなかった。
シートポストの作りが結構簡易なもので、2段階の1つ目から緩めると簡単に抜けてしまうのであれ?っと思ったら、クリップを固定するためのネジが緩んでいた。
また、シートは体重をかけるといきなり縮んだので、クリップのネジは調整前提か。
ネジの次はチェーンに油を差して回していたら、いきなりフロントのチェーンが外れたので驚いた。この自転車はチェーンガードが付いてるのではめるのに一苦労。シングルギアなのに外れたのは油を落とすために触っていたからだと思いたい。
ブレーキは前後とも普通に効いている。ギア動作も違和感はない。調整はしなくとも大丈夫そう。

この自転車よく見るとディレーラーのプーリーが上下に長くて、下側がホイールを超えてタイヤまで届いてる低さ。これは気がつかなかった。普通に段差乗り上げたらぶつかりそう。

現状の難点は、折り畳み時にタイヤの前後を接続するパーツで、磁石でなくてレバーによる固定式なのがこの自転車の特徴なのだが、これがレバーを触らなくても簡単に外れてしまう。固定部品にグリスが塗ってあるからだと思うけど、これが緩いと不便そう。

初めてのダホンターンの中折れヒンジを見たが、頑丈そうではあるけど、かなり複雑な部品が多い。あと、フレームのぶつかる部品はグリスが塗ってあって、この複雑な自転車を折り畳みして使ったら、まずどこかのグリスが服につくのではないか。

あとなんとなくわかっていたが、後ろのラックは泥除けの方が高さがあって、物が載せられない。完全にパニアバッグ専用。小さくたたむためにこの仕様はどうなんだ?という感じ。このため、前にカバンをつけるために純正のパックラックを買った。これは付けても折りたたみ可能というので買うのは純正しか選択肢がない。
折り畳みは予想していたより大変。15kg近い重さもあって、かなり慣れが必要な感じ。このサイズといい日本人には向かないと思う。