プロテウスの啓示 チャールズ・シェフィールド

プロメテウス?で別の本と勘違いして読んだもの。マッカンドルーの方で有名な著者の本。
一読した印象は、まあ初長編らしく、大量のアイデアが溢れて頑張っているものの、なんとか一冊にまとまっているようないないようなという感じ。
一応最後まで引っ張る謎解きがあるので、なんとか読めるけれど、そうでないとなかなか大変だ。
書かれたのは1970年台なので、コンピュータの影響が非常に弱くて、人間の形態変化が主題なところが、その頃の作者の興味だったのだろうかと思う。問題はそれが今読むとなかなか理解しにくいところ。
あと、細かいアイデアに変なこだわりがあって、何の意味があったのだろうかとか思ってて、実際意味なんて無いのだが、この後の小説の元ネタを探せるのが面白いのだが、自分がマッカンドルーを読んだのはえらい昔なので、、