正義の四人 ロンドン大包囲網 エドガー ウォーレス

海外ミステリGem Collectionも全部買おうと思ってどこまで買ったのか忘れたもの。
この本は、割と有名でどこかで紹介されたのを読んでいたが、現物を読むのは初めて。
書かれたのは1905年作とあってなかなか大時代物だが、最近の翻訳なので、読んでいて古典という感じがしないのが日本語が原因だろうなと思う。
本の出来栄えといえば、作者の一作目のためか、登場人物の書き分けもいまいちで、なんだかいろいろぼやけてる感じ。
後半はなかなかスリラーな盛り上がりはあるので、落ちもネタもこんなものかというのはあるが、その辺は100年前なので。。