フラッシュフォワード ロバート・J・ソウヤー

そしてドラマにもなったフラッシュフォワードを読んだ。
ドラマの印象が強かったのだが、初めて原作を読んだところアイデアだけで全然別の話だったのが意外。一般向けの作風とは言え、この内容で連続ドラマは無理か。
で、この本だが、いまいちふらふらしているというかピントが合わないというか、自由意志の部分が主題だったのか?、起承転結がしっかりしてない感じで、展開が読めないという意味では面白いのだが、物語全体を通す部分が弱いのが難だった。
それでも最近読み直したソウヤーの本では一番まとまってる感じではあるので、普通に勧めるならこの本かな。
ああ、時事ネタでよければ、未来でも黒人大統領は出ていなくて、トランプが登場しているのが面白いかも(笑