フランス旅行編、5月6日

朝はまた小雨。今日はモンサンミッシェルか。
バスの途中休憩でラ・ブイユ村というところで止まったが、小さい村ということだが、パリと違って異常に綺麗。ゴミが落ちていない。落書きが無いで、ターミナル用途に使っているから綺麗なのか、それとも田舎ではこれが普通なのか。まあ、とはいえこういうところでの生活と言われても特に若者は何しているのかと思うが。
モンサンミッシェルはやや小雨。何でもつい最近からバスで島までいけなくなり、シャトルバスにのりつぐという形に変わっていた。とはいえそこそこ歩くのだが。外から見た目はたしかに凄い。が、明け方でもライトアップしてるわけでもない曇り空の下では、まあ劇的な効果は望み薄。
中に入ると、狭い小売はまあともかく、修道院中は昔の石造りそのままで、基本的に質素な作りであるので、地味な作りという程度。無理やりな建て方をしてるためか、高低差がすごかったり、隙間が変な開き方をしてるのが面白いが、確かに中の観光だけなら1時間もかからないだろう。
一応、撮影もフラッシュも可能だったが、狭い中を観光客がひっきりなしなので、背景を綺麗に写すのは難しい。ライトアップも控えめなので、曇の天気では高ISOが必要だ。
で、外から移すのがメインとなるわけだが、シャトルバスからの歩き期間がメインとすると、レンズは広角レンズまで必要なく、標準ズームからで十分。対岸からは、ダム橋という水をせきとめている箇所の橋からが一番撮りやすいということだが、ここからは最低300以上は必要だ。もっとも風があって遠いので三脚もできれば。多分ライトアップを撮るのはここから三脚使用とおもわれる。
モンサンミッシェルは流石に撮影目的の人が多く、一眼レフも多く見かけたが、見た感じ多いのがニコンでついでキャノン。何れもほとんどエントリーで、1人5D2を見かけたか?、くらい。ミラーレスはそこそこばらばら、SONYはNEX持ちが1人くらいか。三脚まで担いでいたのは2人ほど見かけた。特にエントリー機の人は皆キットレンズなので、大半の人は交換レンズを買わない説はこんなところまで来ても通用するようだ。
天気は小雨であったので、一応用意してきた透明なレンズの部分にゴムではめるカバーも持ってきたが、使いにくいので諦め。今回の旅行では汎用品のソフトケースを持ってきたが、これは正解だった。レンズキャップを使わずとも、フードでソフトケースが伸びてカバーされるし、簡単にしまえて旅行用には良い。唯一の欠点はストラップと固定する部分の紐部分が弱くて、もう少し使ったら切れてきそうな感じである。
レンズの汚れは、多少のチリは気にしないが、流石に雨が当たると辛い。16-105はフードが広角側を考えて浅いので、直ぐに雨があたって困った。どうせ望遠側から撮るのなら、70-300Gを持ってきていれば、あれはフードもかなり深いし、今回の用途には良かったのにと後悔した。とはいえ、防塵防滴でもないのに雨の中を酷使してしまったが。
帰りはそのままドライブインで。飲み物はともかく菓子類も高い。
パリに着く頃。オランド氏が勝利したというニュースが出ていた。バスティーユあたりでは人が集まっていたようで、こちらは反対側に向かって歩いていたが、2列程度に並んで気勢を上げて行進している面々がいた。こういうのを生で接すると実際どんなものかというのがリアルに分かると考えていたが、個人的にはこんな程度で革命騒ぎ?という感じ。メトロ内まで煩いのがいたが、総じてあまり関心がないように見える。まあ日曜で人が少なかったというのがあるかもしれないが。。
で、この選挙で何が変わるかというと、、一応左派政権なのだが、結局ドイツ頼みのはずなので、あまりわからない感じ。夕飯でもレストランでTVを流していたり、ホテル内でのTVでも選挙一色。TVを見ているとバスティーユあたりに見に行けばよかったと思ってしまう。
α77のバッテリについては、3本持ってきて充電器もx2としたが、結局丸一日使っても1.5本程度だった。大食らいとはいえこのバッテリ容量ならまあなんとか。普通の人なら1日持つだろうし、α57がこのバッテリに戻ってるのはある意味正解だ。
フランスの自動販売機。コインを押し上げて入れる方式に加えて、飲み物が冷えていないとか、何十年前の器械んだかという感じ。デジタルサイネージは駅に見かけるが、そういう部分とのギャップが凄い。
iphoneはスリに注意というのが出ていて、実際に狙われてスられるらしい。