nikon zとか

思ったより良く出来てるけど、残念なところもあってこんな感じかというところ
値段もZ6は二千ドルなので普通だし、Z7の三千四百ドルはちょい高いだけなので、日本円で見るほどの割高感はない。
値段付けが問題なのはレンズの方で、50mmの1.8で8万円とか、今後も10万円切れそうなレンズが殆ど無いところに加えてサードパーティも微妙という、縮小市場の高価格路線でオーディオ化まっしぐら。
難点はバッテリの持ちだけど、ソニーのセンサーとEVFを使っていて、バッテリも大型で近い容量を持っていながら半分しか持たないというのが厳しい、画像エンジンもRTOSだろうからそれ程重くないはずで、単に半導体の世代の差が出たか。
XQDシングルスロットも、本来はUHS2なんかより断然信頼性があるはずなので、あれで問題ないと思うのだが、まあ心理的な事を言われては仕方がないか。
あとはカタログで9コマ12コマを出していながら、実質5.5コマというのもあれで、普通は逆に出すべきだったと思う。
どちらにしても、特徴的なのはマウント径くらいで、飛び道具的な要素が何もないので、初見の印象通り面白みが無いのは変わらず。革新的なのを打ち出す力なんてなさそう。そもそも、会社自体が縮小市場なカメラから別事業を立ち上げると言いつつもう何年も過ぎていて、カメラに力を入れても仕方がないというのがあるのだろう。