国民背番号制、あるいは年金番号

政権が変わってもさしたる意味は無いだろうと思っていたが、この国民背番号制だけは違う。
正直なところ、他全部失敗しても、これだけやり遂げられれば、それだけで歴史に残るだろう。

住民基本台帳の時もそうだったが、何故かこういう制度に反対する人間がいて、未だに実現して
いないが、背番号制は、実現できれば、この国を動かす社会の効率を一段高めることが出来る
素晴らしい仕組みになれるはずのものだ。

デメリットももちろんあるのだが、多くのサラリーマンには皆無であり、基本的にはお金を
持っている人間にやや不利かというくらいか。

メリットとしては、まあ、税収面がひとつとして、他に国民DBが実現することによるあらゆる
行政の無駄の排除、無駄な公務員のリストラ、他にも効率化できる箇所がいくらもある。

IT関係なのでセキュリティ面も当然必要だが、実際のところ、背番号制が出来た程度で現状より
大きく悪くなるとは思えない。個人情報はそれ程出回ってしまっているし、振り込め詐欺などが
ここまで大きくなれる日本ではもう今更だろうと思う。

当然、他国の事例を見ても、問題は起きているし、対策もつど現れるわけで、何故に日本では
この程度で大騒ぎする理由がわからないという感じだ。