怪物島 ヘル・アイランド ジェレミー・ロビンスン

これも南太平洋の孤島に漂着したら怪物がという小説なのだが、フラグメントと違って完全にB級路線に徹しており、科学の補強も何もなく、アクションシーンに怪物との闘いが詰まった内容で、旧日本軍で731な人体実験キメラという設定は珍しいかもと思うが、全体に雑な感じで文章、翻訳もいまいち。

あと小説なのだから、映像化したらお金のかかりそうなシーンとかも文章で書けるのだからもっと派手な絵に力を入れればいいのにと思うが、文章とアクションシーンの食い合わせの悪さを凄く感じる。

まあそもそもこの手の頭の悪いアクション小説ってどういう層向きなのかわからなくて、こんな内容のをわざわざ翻訳小説で読むような読者というのはうーん。