証言拒否 リンカーン弁護士 マイクル・コナリー

まだまだ続くリンカーン弁護士の続き。本作は時代を感じるサブプライムローンとか懐かしい。現実に沿ってやってるからこそのネタか、もう是非ともコロナ関係までやってほしいがさすがに無理かな。。
読んでる途中まではなかなか、次々に追いつめられる弁護側の苦しさがきつい。これは勝てないのではと思わせての展開で途中で止められない面白さ。
もちろん登場人物も悪いのばかりで、この敵だらけのプレッシャーな感じはコナリー。法廷ものなのに善悪とか関係ないのがまさにという感じ。
で、今回は過去作と違って最後まで法廷もので通してて、しかもこのページ数なのに飽きさせずに最後まで休まず読んでしまうほど面白いのだが、終わってみたら微妙。。
最後の落ちも期待していた通りの2段落ちで良いのだが、あれはやっぱりストーリーありきの強引さで、かなり無理があるような。伏線とかその辺甘いような。。