寝台列車に乗った

前々から一回乗ってみたかった寝台列車に乗る。乗ること自体が目的なので、目的地は岡山。島根も高松も行ったことがあるので、あえて時間をかけてまでこれで行く必要もないだろうし。

購入したのはシングルの2階、入ってみると想像通りかなり狭くて、ほとんどベッドだけ、荷物を置く場所もわずかしかない。2階だからか天井も低い。ベッドの長さは自分でもぎりぎりなので、外人は無理では?、当然マットレスはかなり固い。

2階で星を見ながら寝れるとか想像していたのだが、窓は天井まで開いていないのでそういう感じではなかったのが残念。
あと、実際のところ在来線の線路を通るのと、普通列車の高さなので低いこともあり、街の明かりはもちろん、駅や線路脇のあかりがまぶしくて、外を見ながら寝ようにもうとうとしていると直ぐに強い明りが通り過ぎてまぶしくなるため、普通に寝ようと思ったらカーテンを閉める必要があるのが難。

寝心地は思ったより揺れるので寝にくい。動力車ではないので静かな列車のはずだが結構うるさいかな。

10時発車で到着6時だが思ったより時間が過ぎるのが遅い。これでリラックスして仕事に行くのは無理な感じが。休みでなければ使いたくないな。

岡山に到着、早すぎるので時間つぶして岡山後楽園へ。高知のあれと違ってやたら広々していて密度がないので見栄えがしないのが難。隣の岡山城はコンクリの城だが、外側は堀もあって悪くない。

倉敷に移動、例の運河の部分は非常に狭い範囲しかなくてある意味凄い。京都も例の京都らしい場所なんて一部だけというけど、こっちはそれ以上。
後は大原美術館で受胎告知とモネを見て満足。これが日本に常設されてるのは凄い。

帰りは普通に新幹線で。やっぱり移動時間の差は大きい。寝台特急が不要なのは当然と思う。