フルサイズミラーレスの互換レンズ

ZとRは類似なのでそのまま出せるとして、FEはサイズが離れてるから3種互換は大変そうだ。まあ売れるところから出すのだろうが、どっちを優先して作るのかが気になる。
それより問題なのは、CNがリバースエンジニアリング前提なところで、別に今までだってそれで問題なかったと言えばそうだが、これからは違うのではないかと思っている。
まず、タム2875とか、ファームのアップデートがボディから出来る機能があって、これはまずリバースエンジニアリングでは対応出来ないはずだ。
もっと大きいのは、デジタル補正が対応出来ないところで、例のZの初期単焦点レンズすらデジタル補正前提になってるあたり、もう光学だけのレンズなんて今後はほぼ作られないだろう。
しかし、互換メーカはそれが出来ないので、今後も光学のみで作らなければならなくなる。これはメーカにはかなりのアドバンテージで、大きく重くすれば良いレンズを作れるのは当然として、純正比で見て小型軽量で良いレンズは互換メーカには作れなくなるだろう。
特に2.8にしては小型軽量なタム2875は、多分にデジタル補正が使えるからこそ、あの大きさ重さ値段で済んでいる感がある。
ということで、CN用は同様の作りとして、FE用のみデジタル補正前提で軽く小さく安価なレンズが出てくれれば、と思うのだが、まあそれはひとえにシェアにかかっているのが残念ではある。