レインボーズ・エンド ヴァーナー・ヴィンジ

2000年台に入ってから書いたサイバーパンクみたいな話かと思っていたが、全然そのへんは主題ではなかった老人小説。

あんまり未来感が無いというか、違和感の少ない近未来をうまく主人公で説明しているのはいい感じで、ストーリーも悪くはないのだろうが、ほとんどの人が期待しているのと違う内容なので、これはどうなんだろうなという感じ。

あと近未来描写も、普通の人向けに考えてこうなったのか?、そこまで目新しい物が出てくるわけではないので、まあ小説で書くとこういう感じかなぁという印象