1インチセンサーは閾値を越えているか

RX100、RX10を使っていて、APSC機を持ってくればと思うこともあるが、実際α77で撮ったものと比べてもあまり変わらないのを見てやっぱり十分だったかと思う。
特にα77が高感度に強くないというのもあって、RX10との差がかなり小さいのが困ったところ。
カメラの性能として、レンズとセンサーがあって、レンズに関してはRX10のレンズはかなり優秀だ。F2.8とはいえ1インチなので換算するとF7くらいなのだが、隅まで解像するし、電子補正前提なので歪みもほとんど無い。APSCの高倍率ズームよりも明らかなメリットだ。センサーについても、高感度の弱さくらいで、色とかダイナミックレンジ?とかのネガは見てもさっぱりわからない。もちろんボケはサイズなりだが、そういう写真を撮らなければデメリットが全然ない。
なので、コストパフォーマンスという意味では十分に閾値を越えていて、これ以上の高級品はオーディオで言うところの趣味の世界でしかない。微妙に違うのだが良くなったのか悪くなったのかわからないというあれ程ではないが、違いを見分けるのに等倍で隅の方をあら捜ししてやっとというのはなんとも空しい。