日本のシステムは品質が高い。はずだが。

ここでは所謂SIが作る情報システムについてだが、日本のは一般にオーバークオリティで、無駄に業務に合わせたカスタマイズをして、等とあるので、いかにも業務に役立ってるはずで、当然業務システムとしてのレベルは高いはずだ。
まあ、大きな意味で業務システムと情報系システムと分けると、業務系システムのレベルについては圧倒的に高いはずで、情報系は弱いと言われるが、実際にはそこまでとは思えない。
問題なのは、これだけ高品質?なシステムを作ってるのだが、これが顧客の企業の強さにつながってるのかという疑問で、少なくとも優れた業務システムがあれば、企業の生産性レベルでかなり良い成果がえられてるはずなのだ。
現実にそういう感じがしないのは、特に業務系システムについてはある意味古い世界でもあるので、何処の国のもあまり変わらなくなっているというのもがるが。
こんなことを考えるのは、某国の案件などを見ていて、こんなレベルのシステムをバックエンドにありながら、なんでこんなに成長しているのかという不思議な疑問であり、情報システムの適当さ、金額が間違ってたり、ダメなところを人でカバーしたりとかがありながら、なんとかなってしまうところが凄いとしか。
ということで、日本のシステムもこのくらい手抜きでも良いという意見もあったりするが、やっぱり全ては経済成長が隠してるだけという結論な感じがしているため、日本でこれをやったら、まあ近いことは起きてるのだが、かなりてひどいことが起きるだろうと思う。逆に言えば経済成長さえあれば、こんなに細かいところに汲々としなくて済むのではと考えている。