歩行者、自転車分離の道路はあるけど

自転車専用の指示があり、さらに樹木で分離されてるにもかかわらず、歩行者側でなく自転車側を走ってるランナーが常に居るんだよね、、まあランナーから見れば歩道は歩いてる人が多くて走り難いからなんだろうけど、ルールを守らないのはどんな趣味でも一定数いるのでどうしようもないという現実。

なので某サイクリングロードも分離型にするというけど、問題は解決しないのではと思ってる。

ステイト・オブ・テラー ヒラリー・クリントン, ルイーズ・ペニー

よくあるアメリカと核テロとの戦いを書く話なのだけど、主人公が国務長官で舞台は2021年、トランプ後のアメリカというのが面白い。元大統領との合作の本より格段に面白いのは相方が良いからか、ヒラリーの方が旦那より有能だからか。とはいえ小説としては細かいところが気になったりつっこみどころもあるけど、勢いで流してる感は否めない。
ただヒラリーが書いてるのだからという謎のリアリティが存在するので、イラン、パキスタン、ロシアにその場で行くことに決めて直ぐに首相に会えたりとか、米国務長官だからってそれはないでしょと思うけど、いやそうなのかも?と思えてしまうのが凄い(笑

ただ現実世界のその後を考えると、この小説みたいにテロを阻止して背後にあった陰謀を暴いてはい終わり、、とならないのが辛いところで、やっぱこういう悪の組織?みたいなわかりやすい敵が居ないと小説として成り立たないのはわかるけど、本当にこうだったら良かったのにねと、トランプ2期が迫る今は思う所。

あと2021年から現在だとウクライナとか中東の問題が大きくて、今となっては爆弾とか核テロなんて小説のネタでしかないので、こういうのを楽しく読めた時代は逆に良かったのかも。このコンビで2024年か2025年を舞台にした続編書いてくれないかな、、

あと現実と比べて気になるところは、
・イラン核合意からの離脱が原因でとあるけど、今となっては懐かしいな位だし、イラン核合意を復活させてロシアから引き離すとあるけど、現実は真逆に進んでる感。
・悪役がパキスタン人なんだけど、最近は存在感が薄いというか、逆にインドがすっかりヤバイ国になってしまったので微妙な感じが。
・アフガン撤退をトランプのせいにするのは流石にどうなのかと、まあ時期的に執筆中にああなってしまったので直せなかったと言えばそうなのか、、そしてこれもパキスタンの陰謀ってことにしてるけど、この陰謀論の方が全然現実より良かったですね。
・トランプ再選のための陰謀がと言われても、いやあトランプは自分が目立てれば何でもOKくらいにしか思ってないのでは?陰謀巡らしてるほど真面目にやってないような、、そしてこの本のトランプはこんな感じ?と思うけど、これもヒラリーが書いてるんだからそうなんだなあ、、と思うしかない。

・ロシアのあれと会話してるけど、あれってこんなに会話が成り立つものなんでしたっけ、、でもヒラリー話したことありそうだしな。。

憲法改正が出来ないのは良いのか悪いのか、

改正できない憲法が当たり前の国だけれど、その結果憲法の現代的な解釈?というのが実質的な憲法になってしまい、その解釈を行う憲法学者や司法関係者の人が憲法みたいになってるのは良いのかね。。
最近の例を見てもあの当時は全く考えられない考え方を国際的にこうだから、とかで解釈変えてるのを見てしまい、そこまで自在に解釈を入れられるなら何でもありになりかねないし、歯止めはどこにあるのか?と考えてしまう。
民意も選挙でもない人の解釈が憲法というのは、今までが良かったからというのと、改正案が良くないから?というのがあって成り立ってるけど、今の世の中だといつかは無茶な解釈が出てきて困惑することになるのではと思うのだが。

月は地獄だ! ジョン・W・キャンベル

名前だけ知ってた本、著者は有名だったが今は、、多分未読。
ほとんど初の月探検で10人以上で出かけて、しかも2年も滞在して帰還用の宇宙船は出発後に後から作るとか、書いたのは50年だからこの時代の想像力ならこうなるのかという感じ。
そして事故で月面サバイバル生活なんだけど、水も空気も食料も無いでは無理でしょと思うが、しかし月には何故か鉱物資源が豊富でなんでも作れてしまうという、いやまあ、水と酸素が生成出来るのはぎりぎりわかるけど、食料を鉱山の物質から生成するのはさすがにやり過ぎ(笑
小説としては登場人物の描き分けが無いので苦しいが、全員科学者で優秀な設定なのでストレスが無いし、ストーリーは大分平坦なのだけど、そこそこ失敗成功を繰り返して盛り上げたりまあ伏線も考えてあるしで、ページ数が少ないのもあってこの頃のSF小説としては読めないことも無い出来という印象。

 

Bromptonの日本のところについて

インタビューみたいなので喋ってるのを聞いたけど、直営店を増やしたいというのはまあ良いとして、将来的にネット通販で売りたいというのはどうなんだろう。イギリスから届いた箱から出して売って大丈夫なのか?
まあ海外では以前から通販普通にやってるし、購入動画みると本当にダンボールから出してそのままみたいなのがあるので、店舗での初期整備無しで売っても良いという本社の判断なのか。

そういえば代理店が代わって、大手チェーンでは通販してるけど、あれは初期整備してるのだろうか?、店舗で買う場合はチェックシートあるので、通販でもやってるはず。。

まあそもそも独自部品多すぎて普通の自転車店では面倒みれないので、通販で買うと困ったときに対応できないよね。ダンボールで送り返してという手順なのかな。

あと気になったのは輪行時の袋のルールについて微妙な発言してるのがうーん、形骸化したルールが云々言ってるけど、輪行のルールに加えて折り畳み自転車の袋詰めについて指名手配ポスターの絵まで描かれたのはかつてBrompton乗りがトラブル起こした結果と思ってるので、そこをなし崩し的に’どうにかしようというのは無しなんじゃないかな、、

世の中の難しさから離れる

例えば最近だと社会保障の話で3割負担で色々あるけど、結局何が正しくて何が嘘なのかを見極めるのが難しくて、その為には基礎知識としてこれくらいの勉強が必要だよとなってしまい、普通の人間はそんな前提知識を得ている時間なんて無いので、TV/新聞/ネットだったりの記事を鵜吞みにするしかないわけであるが、
そうなると何に書かれていた内容を信用するかという話になり、とはいえ例えば新聞も記事ごとに玉石混交で本当の事も書いてあるしないかもしれないというレベルであり、いまいちその看板だけ見て信用するには無理があると思ってて。

ではネットで調べて考えるか?となると、これがまたヒット数狙いの怪しいものばかりであり、あっという間にネットで真実になりやすく、信用できる書き手?を探せるかと言えばそれもまた簡単ではない。

ということで、結論は、、何も考えない、見ないで生きるのが正しいのかなと、どうせ選択肢はせいぜい選挙で使える程度しか与えられないし、実際考えてなくても困ることは無い、それよりも世間のニュースなどに心迷わされる方が仕事にも生活にも実害が多い。

ほんとうのところ、世間のニュースくらい理解できるような知識を身に着けるというのが良いのだろうが、それが実際のところ簡単ではないというのがあって、例えば社会保障の問題とか本当にわかるというレベルに到達するのに必要な前提知識って沢山あり、具体的に医療絡みのシステムで周辺の業務をかすって見た程度でもこれは大変だと思う位だったので、、

nikonがred買収とか

びっくりというか、業務用映像機器は手掛けてなかったから適切なのか?

とりあえず特許で揉めるのが無くなって、REDのマウントがZに変わるくらいはわかるけど、それ以上の意味はあるのかどうか、、現状カメラの動画機能は重視されてるけど、動画配信とかであって、業務用のとはまだ大分違う物なのでは。

そういえば特許で揉めてた頃はREDを非難してる向きが多かったけど、今度はnikonだからどうなるのやら?、とはいえあの特許ってあと数年で切れるんではなかったでしたっけ?

で、次はcinemaeosを諦め気味なcanonがARRIかblackmagicを買収するんですかね?