光の潮流 グレゴリイ ベンフォード

前作からの直接の続編で、ここから最後まで続きものか?
物語は遅々として進まないが、とんでも科学は凄くなっていて、今回の宇宙ひもはさすがにやり過ぎ(笑
確かこの物体?って宇宙創造時の物体で光速で動いてるんではなかったでしたっけ?、全長もこんなに小さい物ではないので、この程度の惑星工事に使うにしては大げさすぎでは?
ああでも、惑星貫通トンネルに人体が放り込まれる展開は、大昔の科学漫画の秘密シリーズにある、日本からアルゼンチンに穴をあける話そのままで笑えた。あの漫画の影響か、宇宙服程度の装備で耐えられるわけ無いと思うが、著者も科学者だしこの本も新しいので実は大丈夫なのかも?
初登場の宇宙人?としてサイバネティックスな芋虫?蜘蛛?が出てくるけど、これとメカの違いに意味があるのかというか、このシリーズの主題と思える人間の存在意義というのをどのように出せるのか?が期待半分不安半分という感じ。