アジャイル開発。

少し前にアジャイル開発での受託SIねたがあったのと、インドのアジャイルの例を見れたので感想を書く。
日本では結局コスト削減が全てなので、アジャイルもそのネタの一つでしか無い。なので、コストよりも開発速度を優先してくれる案件で、かつクリティカルでない部分なら向くのではと言いたくなったが、こういう世界はある意味アジャイルというか、なし崩しな世界にとっくに成っているのだった。
インドの話を見ると、いろいろ切り捨ててやはり開発速度を重視しているのはわかるが、日本と違うのは途中からの仕変をかなり抑えられるところだと感じる。また顧客が問題だとなるだけなのだが、仕変さえ抑えられるアジャイルなら、さぞかし上手くいくだろうと思う。逆にいうと、これでシステムが使い物になるのが日本の感覚では信じられないほどだ。
どちらにしても、アジャイルは日本独特の?99.99%な世界観とは相容れないので、97%位で妥協してもらえる顧客相手なら、なし崩し的アジャイルでなく、本質的なアジャイル開発をやれると有効だと思うし、面白そうなので一回やってみたい。最も今の顧客では無理な相談なのだが。。