モジリアーニ・スキャンダル ケン フォレット

ケン・フォレット名義になる前のもう1冊。
こっちはなかなか良い出来。偶然で上手く行かない展開を組み合わせた話なので、いろいろ投げっぷりなのもそれなりには納得。
本自体が薄いので、細かいディテールが弱いのが良いところでもあり悪くも合って、昨今の大分量な小説に手を出しにくいところとしては、この辺は妥協が必要な感じ。