2011年を思う

世間的に沢山のことがあった年だった。歴史の教科書は大変になる一方だ。
個人的には、こんな暢気な暮らしももう限界かと感じることが多かった。一線で働くのに疲れたというか、自身の能力に疑問を持つことが多く、こういうことが積み重なると引退したくなるのだろう。最も自分の場合は引退する先がないのだが。
とりあえず後数年くらいは生きられるだろうが、その後はどうしたものか。
例えば世間の景気がよくなって、自分の身辺も回復基調に乗るという希望もないこともないが、来年にそれを期待するには無理があるか。自身の未来に期待が持てなくなると、人頼みや世間頼みに頼りたくなる気持ちもよくわかる。
とはいえ、せっかくここまで生きたのだし、まだまだやれることもある。展望も見えないし、何がよくなるわけでもないだろうが、日々足掻くだけだ。