α55の良さそうなところは、

メカトロニクスとか、機械的精度の問題を無視して電子機器の寄せ集めでのカメラの現時点での最適解と言えるところだと思う。
デジカメの最終型は普通に今のミラーレスだと思うが、現時点ではAFが一番の難点で、これを解決する妥協案としての透過ミラーなのだが、これだけでも意外にもメカ部分が削減出来てしまっていて、最終型までの過渡期の産物と思いきや、思ったより優れたアイデアに思える。
で、連射とかの性能はともかく、メカ部分の削減はコストに効くし、EVFは等の電子部品は例によって今は高価でもいずれ安くなってペンタプリズムを抜けるのも近いだろう。このへんを上手く作れば、相当なコスト削減で安価なカメラが作れるのではないか。
とりあえず、今のαではモータが多いのが難点だが、レンズのモータ搭載も進んでいるので、ボディAF用モータは早晩省けるだろう。絞り用モータが残るのがαマウントの難点だが、低価格モデルの方向への狙いは上手くいくのではないか。