ザ・キー サイモン・トイン

さっくり読めるので忘れないうちに2作目に手を付ける。
1作目があれだったので期待しないでいたが、やっぱりその通りの出来だった。
まず歴史(宗教)ミステリを書くには、もっと調査が必要だなと実感する(笑。この小説ときたらその辺全然なのでディテールがなさすぎる。反面読むのは楽なのだが、内容がほとんどスパイ小説な感じになってしまっている。
で、今作のラストはたしかに意外なのだが、でも別に驚くというか、脱力するというか、あちらさんの宗教な人には面白いのかもだが、、
そして3部作ということで、一応風呂敷をどうたたむのか興味があるので、怖いもの見たさで3冊目が無事に翻訳されることを期待する。