今更に思うオーストリアで見たエリーザベト、シシィ

前回のオーストリアハンガリーで散々見かけて、オーストリアでのシシィ展やゲデレー城まで見てきた後に、普通にネットやら本やらで調べてみると印象がぜんぜん違うのが面白い。
日本語ガイド付きで回ったので間違いなく理解していたはずだが、どこいっても良い印象を与えるような解説ばかりだった。まちがっても放蕩三昧とか性格の問題とか言ってなかったし、全般に同情的で、夫の皇帝のほうもずいぶん人民よりの人物と説明を受けたが、戻ってきてこちらで解説を見るに全く違う(笑
まあ、ゲデレー城では後の共産化時代のあれこれもあったので、こういう評価なのはそう言うものかとも思うが、オーストリアでの待遇は明らかに観光用の解説になってるとしか思えぬ内容で、たしかにモーツァルトとシシィばっかり見るなあとお土産やの印象そのものだった