・画質に関しては凄いとも言えるが、やはりAPSCみたいにはいかないという辺り。特に暗くなってきての高感度は、コンデジレベルではないのだが、APSCと比べると明白に落ちる。
・手振れに弱い。特に広角側が最も使いやすいので広角でばかり撮影しているが、シャッタースピードが少し落ちるだけで簡単に手振れしてしまう。特に片手持ちは無謀。しっかり撮らないときっちり写らない感じ。
・RAW+JPEGで保存すると、UHS1の45MB品では待ちが多い。これはまあ95MBのSD買えば良いか。
・やっぱり色レンジが暗い側に偏ってる感じ。
・バッテリは額面より持つ。NEXやα55はカタログ以下の体感だったが、これは余裕で体感以上。今日なんて800枚近く撮ったはず。が、バッテリが3段階でしか表示されないのは不便。1つ目減るまでと2つ目減るまでの時間は明らかに短くなっている感じだ。
・レンズの歪みがないのはたしかに凄いのだが、逆に例えば風景でF8とかF11とか絞りまくってパンフォーカスみたいな写真を撮りたい時にあんまり効果がない感じ。これが例の非球面レンズや電子補正前提で絞れば絞るほど良くなる従来の常識が効かないということなのか？
ということで、コンデジ以上APSC未満という当たり前の印象。とはいえこれ以外は全然良いとこだらけなのだが、条件が揃えばAPSCと変わらないと言えばそうだが、それなら普通のコンデジだって撮り方次第では見分けがつかない。なので、条件の悪いところでどこまでAPSCに近づけるかが勝負だと思う。そういう意味で、APSC並に撮ろうと思ったら適当にスナップしてたらダメだという結論。
追加
家に戻って細かく見たあと
良い点として周辺まで全然流れないのが凄い。ほぼ開放で撮ってもここまで真っ直ぐなのはα55では出来ない。京都駅なんか典型的で、柱が直線で綺麗に揃ってるのは恐ろしいほど。
ほぼ等倍鑑賞に耐えるとこまで細かく見れるのは凄い、が、もちろん手ブレが無い前提だが。
RAW+JPEGで連射が止まる件は、おまかせオートで撮っていたからか。Aモードでやる文には問題ない、というか後から書き込み待ちが見えるだけか。やっぱり速いSDカードが必要。
