大企業では歯車なので中小企業のほうがなんでもやれる

というのは少なくともSIの世界では違う。
極々一部の受託開発を受けられる会社ならともかく、そんな中小は大企業より珍しく高難易度なので置いとくとして、
殆どの場合、中小SIは派遣業でしかないため、マネージメントをやらせる現場は無いし、現場では決められた範囲しかやらせてもらえない。故に在庫扱いだ。
とはいえ、大企業でなら何でも、、というとまた違っていて、スペシャリスト志向は嫌な顔をされるし、管理職コースがほとんど。
まあ管理職なんて雑用係という意見もあり、ある意味なんでもやれるのだが、浅く広くなりがちなのが難点か。それでも優秀な人間を見ていると、短期間でも随分出来るようになるものだと感心するし、そういう環境を用意できるのも良い面はある。もちろん反対のケースも多々あるが。
なので、どんな仕事なら納得行くのかというのは企業によっても人によっても違っていて、今時業後だけを頼りに仕事をされても困るし、合う合わないで挫折するのを見ると、どうしてやれたら、というかどうしてやるべきなのかと考える。