テラデータとクラウド

最近テラデータのカタログなどを見ていて面白かったのは、これをAmazoneEC2で
動かせれば便利だろうなというところ。
テラデータのアーキティクチャは基本汎用品なのでEc2に乗せられるし、性能面でも
スケールアウト前提なので、数をそろえられるEC2に向いている。また、拡張性が
柔軟な点もインスタンスを増やせるEC2向きだ。もちろん、DISKも非共有方式なので、
Oracleと違ってそのまま乗せることが出来る。といいことづくめに見える。
が、難点はEC2でのサーバ間接続の遅さで、普通のGBEtherでしかないところが難か。
また、普通のOLTPシステムにはそもそもこのDB自体向かないというのもあるが、、
なんにせよ、EC2でシステムをと言われて一番困るのが従来型のDBをうまく使えない点
なので、今後のクラウド対応?というか徹底的なスケールアウト志向が進むところ
から、ノードを増やしていって、多少効率が悪くとも、確実にスケールアウトし続ける
タイプのDBが必要だと感じるし、そういうのがOSSで出てくれれば、本当にクラウド
システムを動かすことができるようになると思う。