PCオーディオFAN

既存のピュアオーディオマニア向けのPC再生紹介の本だが、もともとオーディオ雑誌を読んでる層は良いとして、
PCから入る人にはかなりハードルが高いと感じる。
というのは、PCの世界はオーディオから見ると本当に理屈のみの世界で、その世界で育った人たちから見ると、
この本のようなオーディオ誌の世界はまさにオカルトとしか思えないからだ。
別にオーディオが全部オカルトとは言わないが、問題はその割合だ。理屈:オカルトの割合が、PCユーザは
かなり理屈に偏っているため、この本はそれでも?理屈っぽい方なのだが、正直オカルトの部分で笑われてしまい、
信用を得るのは無理だと思う。
PCユーザでももちろん良い音で聞きたいという人は多いし、そのためのステップアップとしての本は必要なので、
こういうオーディオ誌からのアプローチではなく、PCの世界からのアプローチの本を出すべきではないか。
でないと、既存オーディオ誌からの読者から一歩も広がらないだろう。