凍てついた痣 カリン スローター

3冊目、いきなりのこの事件は凄いというか、ほぼ凄い偶然で悲劇展開なんだけど、主人公周辺被害者多すぎ問題というか、、事件が近所で起こり過ぎてるのが色々難かな。。登場人物が酷い目に合う展開多すぎて、なんでこんな破滅展開書いてしまうのかと。

細かい事実よりも登場人物の感情が過大に書かれる内容なのもあって、犯人関係がかなりいい加減だったり、動機も実行手順もミステリとしては真面目に考えられてないという感じが今回特に感じる、まあそういうのを読みたい向けではない本ということなんだろうけど。最後の反転も凄いというよりも酷いとしか思えなかった。

あと現状の難点はこのシリーズが6冊中3巻までしか翻訳されてないので、時間が進んでるらしい次シリーズに読み進めてしまって良いのか?だけど、そこまで真面目なものでもないしいいかな。

そういえばこのシリーズだとネットもほぼ使われず、デジタルカメラも無い頃だったりするのが時代を感じる。あと米南部だけど移民問題が登場しないところとか。