レンズ交換式カメラの防塵防滴性能について

とりあえずカタログレベルでは防塵防滴と言い切らない様に書くのが一般的で、キヤノンだろうが同じ、英語でもnot waterproofとあるし、This camera is designed to be dust- and drip- resistantと書くのがせいぜい。
まあこれは当然で、IPXを取れない以上は防塵防滴なんて書いてしまったら訴訟で大変なことになるのだろう。
で、αは水に弱いから、というのが定説になっていて、日本でも常識のように語られているが、その根拠がimagingresourceの動画というのが面白い。この動画1本だけ、追試も検証もナシ、この時の結果だけでここまで大きな影響を与えることが出来るというのは恐ろしい程だ。とにかくカメラの世界では、英語圏のネガティブ評価を貰ったらもうほとんど終わりではないかとすら思う。
そもそもこの記事は、メーカの言う防塵防滴だけでは明確な指標にならないから、メーカは耐水性のための基準を作るべきだという話だったはずだが、これが日本に来ると、前述のαは防塵防滴に配慮だから駄目なんだとなってしまい、ネットの定説だけならともかく雑誌や現実世界でそれに遭遇してしまうと、あーまあーやっぱりIPXは通らないとしても基準を作るべきだなぁとは思う。
もちろん、2強のプロ機にはIPXは取れなくともそれなりの防塵防滴性能があるのはわかるし、個人の体験としての信頼性があるのもわかるのだが、そういう曖昧なので信用しろと言われてもね。。