ターミナル・エクスペリメント ロバート・J. ソウヤー

まとめて発掘されたので古い順から
死後の生からのAI殺人ネタなのだが、どうもちょっとうまく活かしていないような感じで、魂?の発見部分はわりとおまけな扱いというか、キリスト教的考えだからこのくらいで済ませてしまうのかという感じ。
というのはAI殺人ネタはわりとありがちなところで、この本の考察もそれほど悪くはないのだが、あんまり画期的でもないという範囲で、全体にエンターテイメント寄りなのもあるためか、いろいろもったいないと思う。
あと、原作は1995年ということで気になるIT周りだが、それほど変でもないギリギリのところか?、まあまあこの位なら上手く行った方ではないか。