アルタイ ウー・ミン

珍しく歴史小説を読む。
16世紀コンスタンティノープルレパントの海戦に繋がる物語は、エンターテイメント寄りとはいえ十分によく書かれていて、風景描写も軽めだが十分。これ以上重いと翻訳の関係で読みにくくなるすれすれか。
本書は珍しいオスマン帝国側だったり、架空のようだがこの時代にシオニズム運動だったりと歴史に詳しくないが非常によく書かれている。間違いなく最近読んだ本で最高の出来栄え。
随分長い間積んでいたのでなんでこの本を買ったのか忘れていたが、Qと同じ作者で続編だったか。なのにQの方は手を付けていない始末。。