家電メーカの大赤字が凄い

でもあっちは賭けに出て負けた結果ということ。まあ結局負けたのが悪いと言えばそれだけだが、それ相手に経営者が云々言ってもねえ。
SI業界に鑑みてみると、とにかくそれ以前に賭けに出ていない。というか出れない。バブル崩壊からこっち20年?も衰退市場を守るのが仕事になってる。
一応海外市場に出ているような出ていないようなだが、基本的に日本企業の海外進出に付いて行くのが仕事である上に、海外市場でSIと言ってもそもそもSI業なんて無いわけで、コンサルティングを売りにするには無理があるし、アウトソーシングはそもそも旨みが薄い。
後はせめてデータセンタが日本にあるうちはまだ良かったが、例の電力問題やなんやらで流出することはあっても海外企業は絶対といっつて良いほど日本に投資しないわけで、本当にどうするのか状態。
残りは昔ながらのパッケージとか?、独自開発は最初から諦めるとして、買収も日本企業で買って使えるかというと疑問。
クラウドサービス?とやらも、まあアマゾンさんに対抗しようなんて考えからして存在しないわけで、国内でクラウドもどきで仕事を取るだけ。
他にはせめて規格が取れれば、それに合わせた仕事も期待できるのだが、相変わらずの欧州規格ではこっちのノウハウもあったもんじゃない。
ということで、個人的にはもうかっこいいのは諦めて、泥臭い路線で売るのが良いのではと思う。赤字になっても仕様変更食らっても逃げずに最後までやり通す根性論。契約とかもうそういう世界でない顧客主義?、こういうが唯一最後の売り文句だと思うのだが。