クラウドはどこまでいくのか

新聞の論調を見ていると、今は何でもクラウドに結び付けているのが面白い、
iPadクラウドの象徴だとか、アップルストアクラウドビジネスが、とか、なんでもありなところが凄くて、次はなにがクラウドになるのだろうと期待している。
ちょっと前は新興国の低価格商品の象徴としてタタのナノがよく紹介されていたが、インド人に聞いても存在すら知らないような車をよくもまあ祭り上げられるものだと呆れたほどだ。
とまれ、当面はクラウドぐらいしかネタがないので、なんでもクラウドのレッテル貼りが行われるのだろうが、面白いのは欧米のサービスについて、向こうではクラウドなんで関係ないものまで日本でレッテル貼りをしているところと、逆に日本のサービスにはレッテルを貼らないところだ。
まあ舶来ものの新しいのを見せびらかすのもわかるし、勘違いな記事はつまらんだけなのだが、問題はこいつらの影響を丸受けする顧客が居ることで、それで儲けられるならともかく、無意味な作業を増やしてくれるだけなところが現状であるので、要するにもう少し自粛してくれないだろうかと思う。