現実は間逆で、日本人は休みすぎと思う。
日経が韓国を見習えキャンペーンをやり始めたときに紹介されるかと思っていたが、あちらの国の人から見れば、日本人はまさに休みすぎだし、日本企業が敗退するのも当然という認識だ。
例えば祭日が全然少なかったり、振り替え休日を導入しようとしても産業界の反対でつくれないほどだし、仕事の厳しさも比ではないという。
なので、経済誌あたりも総出でもっと働けキャンペーンをはるかと思いきや、そうならないのが意外だった。かわりに、欧米のあまり働かない例を紹介するのだが、そもそも資源国だったり、金融で儲ける仕組みづくりだったり、国際規格いじりだったりと、何れも日本では目指せないというか既得権を譲る気のないところばかりなのが面白かった。
ということで、日本は他に目指せるモデルがないので、諦めて韓国中国と同じモデルで勝負するしかないのだと割り切って、もっと働けキャンペーンを行うべきだと思う。
