RDBはいつまで使われるか

昔々、メインフレームの階層型DBのシステムを作っていて、これからはクライアントサーバでRDBSQLだ。とか言われて、このSQLなんて使って毎回処理するRDBなんて仕組みが本当に使われるのか?なんて思ったものだが、その後の隆盛はあきらかだった。
問題は、このRDBを置き換える技術がなかなか現れないことで、20年前ですらSQLなんて古臭い仕組みだなんて言ってて、こんなのを手でコーディングするなんて直ぐに無くなるなんて話していたのだが、未だにSQLを手で書いていて笑えない。IT業界は進歩が早いなんて言うが、RDBSQLは過去20年は現役だったし、今の調子ではこの後20年?使えても不思議ではない。
実際のところRDBの後継になりそうな技術もなんとなく生まれるのだが、結局狭い領域でRDBを補完するのがせいぜいで終わってしまい、次々現れる新しい技術も結局全然主流になりそうな感がない。
最近だと、AWSのサービスを利用した構成とか、たしかに新しいのだが、これの応用範囲はどこまで広がるのか考えると、特に若者がそっちに飛びつくのを見るに、古臭くてもRDBSQLをまず学ぶべきなのではと思う。