判決破棄 リンカーン弁護士 マイクル・コナリー

初めからいきなりの展開で期待値が上がる。間違いなく面白い感じ、だったのだが、、終わってみたらかなり微妙。
2人主人公というものの、リンカーン弁護士の3作目なのに半分以上ボッシュなので、リンカーン弁護士シリーズとして読む人にはどうなのか。おまけに全体にハラーの出番が弱いし、法廷ものなのに見せ場が弱いのはダメでは。
これではリンカーン弁護士ものを読みたい人にはお勧めできないし、主人公の割合は前作くらいなら良かったのだが。。
ストーリーもひねりが足りないというか、あれこれで終わり?という感じで、前作が無茶だったので現実的な展開かと思いきや、最後のほうは例によってドタバタで絞めるしでなんだか。
まあ読んでるときは面白かったけれど、ここんとこ微妙な内容が続く感じ。